2013年5月4日土曜日

サトイモの育て方

サトイモはインド、中国原産の
サトイモ科の植物です。

生育適温は20〜30度で、
日照と降雨量の多い場所を好みます。

乾燥が続くとイモが大きくならないので、
畝間に水を与えます。

サトイモの品種には、親イモ用、
子イモ用、親子兼用、ずいき兼用種
があります。

親イモは、タネイモの頂芽が伸びて、
地下の茎が短縮、肥大してイモと
なったものです。

親イモの芽が伸び、その基部が子イモ
になり、さらに孫イモ、ひ孫イモが、
できます。

比較的、高温を好むので、マルチフィルム
をはり、地温を上げます。

連作には弱く、3〜4年の輪作にします。

栽培のポイント

土づくり

植え付け二週間前に、1㎡当たり苦土石灰
を100gを散布して、良く耕します。

畝幅は70〜90cm。90cmの畝の場合は
2条植えにします。

植え付け

4月〜5月に植え付けます。タネイモは
50g位のものを利用します。

株間は30〜40cm、溝を掘り、
芽を上に向けて、5〜6cm程度、
覆土します。

元肥は、株間に1㎡当たり堆肥2kg、
化成肥料100gを目安に与えます。

追肥、土寄せ

5月〜7月まで中旬ごろに、化成肥料を
1㎡当たり20gを追肥として施し、

一回目は5cm、二回目、三回目は10cm
土寄せをします。

一度に土を寄せ過ぎると子イモの数が、
増えず、少なければ、イモの数は多いが、
細長く収量は少なくなります。

乾燥防止

乾燥は収量の減少の原因になるので、
ポリマルチフィルムや敷きわらなどで

乾燥を防ぎ、水をしっかりと与えます。

収穫

9月〜11月上旬、霜が降りる前に
掘り取ります。

寒さに弱いので、保存は室内か、
深さ50cm位の穴を掘り、埋めます。









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