アスパラガスは南ヨーロッパ原産、
ユリ科の植物です。
生育適温は10〜25℃の冷涼な気候を
好みます。
茎は霜で枯れますが、養分を蓄える
貯蔵根は−10℃の低温にも耐えられます。
春から夏にかけて、根から発生する茎を
グリーンアスパラとして利用します。
栽培のポイント
土づくり
植え付け場所は、畝間1.2m、深さ30cm、
幅40cm位の溝を掘り、この溝1m当たり
堆肥2〜3㎏、苦土石灰100gと、化成肥料
(8-8-8)100gを施します。
植え付け
冬に茎葉が枯れて翌年に芽が動き出すまで
が植え付けの時期です。
ただし、厳寒期は避けるため、初冬または早春が良い。
根を切らないように、丁寧に掘り出し、株間40cm、深さ5〜6cm程度に植えます。
タネまきの場合
幅1m位の育苗ベッドをつくり、1㎡当たり
堆肥1㎏、苦土石灰100gと、
化成肥料(8-8-8)100gを施し、土とよく混ぜておきます。
20cm間隔に溝を付けて、株間15cmとして一か所に2〜3粒のタネをまきます。
草丈10cm位の時に1本立ちにします。
間引き後は1㎡当たり化成肥料を50g程度
を条間に施し、軽く土寄せします。
管理
タネまき2年目(植え付けた年)
夏に茎葉が茂り、倒れやすくなるので
株の両側にひもを張り、生育の盛んな
6月には畝の肩に1m当たり化成肥料100g
を追肥として施します。
晩秋に地上部が枯れたころ茎を刈り取ります。
タネまき3年目(植え付けの翌年)以降
芽が動き出す前の2〜3月に株の片側に
深さ20cm程度の溝を切り、1m当たり
堆肥1㎏、化成肥料100g位を施します。
その後、収穫終了時の6月ごろ、
化成肥料100gくらい追肥し、株の養成
を行ないます。
収穫
タネまき後、3年目から収穫可能です。
早春に購入した根株は翌年から収穫できます。
草丈20〜25cmで、茎の先端が開く前に、地際から切り取って収穫します。
今回は根株を植え付けたので翌年の春に収穫ができるはずです。
来年の春が楽しみです。
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