今日は、タマネギの苗を植え付けました。
品種は中生種のOP黄色と、早生種で赤玉のアーリーレッド鈴平です。
OP 黄色は耐病性が強く、強勢で作りやすい品種で、中生種。
貯蔵力にすぐれ、12月末までの吊り貯蔵が可能な品種です。
玉は、球に近い甲高の豊円球で、そろい・しまりともによく、
1球の平均重が約320gの大玉になります。
アーリーレッド鈴平は、生食に最適な早採り赤玉品種です。
玉ねぎはケルセチン(フラボノイド)の含有量が高い注目の食材です。
この品種の外皮は、鮮やかな濃紅紫色で中心部まで発色し、
みずみずしく辛味が少ないので、サラダに最適です。
ゴールデンウィークあけから五月中旬にかけて最も色が鮮やかになり、
紫タマネギの中でも最も早く収穫できます。
OP黄色は50本、
アーリーレッド鈴平は30本束になっています。
これ以外に、畑のお師匠さんから、ポットに
入ったタマネギを3株分けていただきました。
1ポットから10本くらい苗が取れたので、
合計100本強の苗を植え付けることができました。
苗の白い部分が若干見えるくらいに
植え付けるそうですが、
植え付けるときには知らなかったので、
少し深植えになってしまいました。
次回植え直します。
写真の畝と、一条少ない畝が、
もうひと畝出来上がりました。
後は1月下旬に追肥を与えて、
成長を見守ります。
タマネギの育て方
中央アジア原産のユリ科の野菜です。タマネギには甘タマネギと辛タマネギがあり、
甘タマネギには、辛みや刺激臭が少なく、色もきれいでサラダ向きの
赤タマネギの品種があります。
早生種や中生種、晩生種があり、晩生になるほど貯蓄できる期間が長くなります。
品種によっても異なりますが、早生種は生食用で、貯蔵期間は8月ごろまで、
中生種は12月ごろまで貯蓄できます。晩生種は2月ごろまで貯蔵でき、
軒下などの雨がかからない場所に吊るして貯蔵します。
土つくり
タネまき、または苗の植え付けの2週間前に、1㎡あたり苦土石灰100gを散布して、よく耕します。
1週間前に1㎡あたり堆肥2kg、過リン酸石灰30g、化成肥料100gを施し、
良く混ぜ合わせて、畝幅90cm、高さ15cmの畝をつくり、表面を平らに整えます。
種まきと植え付け
種まきは9月上旬の秋まきが一般的です。発芽適温は15~25℃になります。苗床に10cm間隔ですじまきにして、タネが隠れる程度覆土し、十分に水を与えます。
本葉が2枚のころ株間1cm程度に間引き、さらに3~4枚で3cm前後の株間にします。
間引きの後は土を株元にかけておきます。
育苗期間は約2ヵ月で、本葉4~5枚、草丈25cm、太さ5~6mm程度の苗を定植します。
定植
育てた苗または購入した苗を11月上旬に植えつけます。畝に15cm間隔で苗を植えつけていきます。
冬場の地温の上昇や、保湿のためにポリマルチフィルムを畝に張り、
マルチングをしてから植えつける方法もあります。
追肥・土寄せ
1月下旬~3月下旬に1㎡あたり化成肥料を25g株元に施します。施肥は、収穫予定の3ヵ月前までに与えます。
遅れると貯蔵性が落ち、締まりの悪い玉になります。
また、タマネギの生長スペースを確保するために、株元に土寄せを行います。
収穫
5~6月にかけて茎が倒れ始めます。全体の70~80パーセントが倒れたころが収穫の適期になります。
天気の良い日に掘り上げ、2~3日干してから、
数球ずつ束ねて風通しのよいところに吊るして貯蔵します。
今年の6月にいただいた赤タマネギが、最高においしく、
しばらくの間、オニオンスライスにはまっていました。
順調に生育すれば、今年は5月上旬ごろからタマネギ三昧の食生活ができそうです。
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