2012年11月1日木曜日

タマネギの苗を植え付けました

11月に入り、秋の植え付け作業も終盤戦です。
今日は、タマネギの苗を植え付けました。

品種は中生種のOP黄色と、早生種で赤玉のアーリーレッド鈴平です。
OP 黄色は耐病性が強く、強勢で作りやすい品種で、中生種。

貯蔵力にすぐれ、12月末までの吊り貯蔵が可能な品種です。
玉は、球に近い甲高の豊円球で、そろい・しまりともによく、

1球の平均重が約320gの大玉になります。

アーリーレッド鈴平は、生食に最適な早採り赤玉品種です。
玉ねぎはケルセチン(フラボノイド)の含有量が高い注目の食材です。

この品種の外皮は、鮮やかな濃紅紫色で中心部まで発色し、
みずみずしく辛味が少ないので、サラダに最適です。

ゴールデンウィークあけから五月中旬にかけて最も色が鮮やかになり、
紫タマネギの中でも最も早く収穫できます。

OP黄色は50本、
アーリーレッド鈴平は30本束になっています。

これ以外に、畑のお師匠さんから、ポットに
入ったタマネギを3株分けていただきました。

1ポットから10本くらい苗が取れたので、
合計100本強の苗を植え付けることができました。













約15cm間隔で苗を植え付けました。

苗の白い部分が若干見えるくらいに
植え付けるそうですが、

植え付けるときには知らなかったので、
少し深植えになってしまいました。
次回植え直します。

写真の畝と、一条少ない畝が、
もうひと畝出来上がりました。

後は1月下旬に追肥を与えて、
成長を見守ります。






タマネギの育て方

中央アジア原産のユリ科の野菜です。
タマネギには甘タマネギと辛タマネギがあり、

甘タマネギには、辛みや刺激臭が少なく、色もきれいでサラダ向きの
赤タマネギの品種があります。

早生種や中生種、晩生種があり、晩生になるほど貯蓄できる期間が長くなります。
品種によっても異なりますが、早生種は生食用で、貯蔵期間は8月ごろまで、

中生種は12月ごろまで貯蓄できます。晩生種は2月ごろまで貯蔵でき、
軒下などの雨がかからない場所に吊るして貯蔵します。

土つくり

タネまき、または苗の植え付けの2週間前に、
1㎡あたり苦土石灰100gを散布して、よく耕します。

1週間前に1㎡あたり堆肥2kg、過リン酸石灰30g、化成肥料100gを施し、
良く混ぜ合わせて、畝幅90cm、高さ15cmの畝をつくり、表面を平らに整えます。

種まきと植え付け

種まきは9月上旬の秋まきが一般的です。発芽適温は15~25℃になります。
苗床に10cm間隔ですじまきにして、タネが隠れる程度覆土し、十分に水を与えます。

本葉が2枚のころ株間1cm程度に間引き、さらに3~4枚で3cm前後の株間にします。
間引きの後は土を株元にかけておきます。

育苗期間は約2ヵ月で、本葉4~5枚、草丈25cm、太さ5~6mm程度の苗を定植します。

定植

育てた苗または購入した苗を11月上旬に植えつけます。
畝に15cm間隔で苗を植えつけていきます。

冬場の地温の上昇や、保湿のためにポリマルチフィルムを畝に張り、
マルチングをしてから植えつける方法もあります。

追肥・土寄せ

1月下旬~3月下旬に1㎡あたり化成肥料を25g株元に施します。
施肥は、収穫予定の3ヵ月前までに与えます。

遅れると貯蔵性が落ち、締まりの悪い玉になります。
また、タマネギの生長スペースを確保するために、株元に土寄せを行います。

収穫

5~6月にかけて茎が倒れ始めます。全体の70~80パーセントが
倒れたころが収穫の適期になります。

天気の良い日に掘り上げ、2~3日干してから、
数球ずつ束ねて風通しのよいところに吊るして貯蔵します。


今年の6月にいただいた赤タマネギが、最高においしく、
しばらくの間、オニオンスライスにはまっていました。

順調に生育すれば、今年は5月上旬ごろからタマネギ三昧の食生活ができそうです。





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