2012年10月29日月曜日

ゴボウのタネまきをしました

10月も下旬になり、畑の野菜も順調に育っています。

年内に植え付ける野菜も、
11月上旬にタマネギの苗を植え付けて終了する予定です。

今回は、1ヵ月以上前に購入したゴボウのタネをまきました。

書籍や雑誌では、ゴボウのタネまきは3月下旬~5月の春まき、
9月~10月の秋まきの表記が多い中、

今回利用した品種「サラダむすめ」は、2月中旬~3月中旬(トンネル栽培)、
3月下旬~6月の春まき、6月中旬~7月上旬の夏まき、

11月中旬~12月下旬の秋まきの表記がありました。

丈の短いゴボウなので、品種の特性で一般的なゴボウとはタネまき時期が
若干ずれているのかなと思いながらも、発芽適温、生育適温ともに20~25℃の

記載があるので、11月中旬まで待つ勇気なく、10月下旬にタネをまいてみました。
家にある書籍には春まきが作りやすいとの記載がありましたが、ものは試しです。

どんな感じで成長していくのか、観察していこうと思います。

ゴボウの育て方


ヨーロッパ、シベリア、中国東北部原産の
キク科の野菜です。

高温性で、20~25℃が生育適温ですが、
寒さにも強い性質です。

食物繊維が豊富で、カリウムが多い健康野菜です。

長くまっすぐな根を作るには下層まで土粒の細かい
土壌が適します。










土つくり

連作ができないので、2~3年ゴボウを作っていない場所で栽培します。
一般的な品種の場合、70~80cm程度土を耕し、1㎡あたり堆肥2~3㎏、

苦土石灰100g、化成肥料100gを施し、土とよく混ぜておきます。
畝幅は70cm程度でつくります。

タネまき

大きく分けて、3月下旬~6月の春まきと、
9月~11月ごろの秋まきがあるが、春まきの栽培が作りやすいようです。

株間を10~12cmとり、1か所に5~6粒まき、1cm程度覆土して水をたっぷり与えます。

間引き

本葉1枚のときに3本立ち、本葉3~4枚で1本立ちにします。
間引きで残す株は、生育の中くらいのものを選ぶようにします。

追肥

1回目は一本立ちにした後、化成肥料を畝1m当たり20~30g、
2回目は本葉8~9枚のころ50g施します。追肥後は土寄せを行います。

収穫

スコップで株の横を掘り進め、根の場所を確認しながら土をくずして抜き取ります。
収穫が遅れるとスが入るので、適期の収穫を心がけます。

今回のサラダむすめは、2月中旬~3月中旬のトンネル栽培、
および、3月下旬~6月上旬の春まきの場合は、5月下旬~10月下旬の収穫。

6月中旬~7月上旬の夏まきは9月下旬~3月中旬の収穫。
11月中旬~12月下旬の秋まきは5月上旬~6月上旬の収穫予定になります。


2012年10月25日木曜日

収穫までもう少し、土寄せをしました

9月上旬に植え付けた、ジャガイモ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー
タネをまいたダイコン、ニンジンなどが元気に成長してきました。

ジャガイモは花が咲き出しました。収穫までもう少しです。
株まわりの雑草の除去と中耕、

ジャガイモが生長するスペースを
確保するために土寄せをします。

花が枯れて、葉も黄ばみ始めたら、
収穫時期になります。







ニンジンの様子です。10cm位の間隔に
間引きます。間引き後、土寄せをしました。

この後、根が4cm位に成長したら収穫します。











ダイコンはこんな感じに育っています。
こちらもニンジンと同様に間引いて、

土寄せをします。株間は30cm位です。                    根が5~7cmに成長したら収穫します。

収穫が遅れるとスが入るので注意します。







キャベツの様子です、ところどころ虫に
かじられていますが、順調に成長しています。

土寄せと追肥を行いました、肥料は20日後に
もう一回と、結球したころにもう一度与えます。

その後、よく実が締まってきたものから収穫します。







ハクサイです。一部枯れてしまった株もありますが、
生き残りは順調です。

こちらも土寄せと追肥を行いました。ハクサイも
キャベツと同様、20日後にもう一度、肥料を与え、

結球し、実が締まってきたものから収穫します。







スイスチャードも元気に育っています。
こちらも、そろそろ土寄せをします。

収穫は草丈が20cm位になったころです。

大きくなった下葉から摘み取る「かき葉収穫」
をすることもできます。






若干の虫食いや、欠損も出ましたが、初めての割には順調と思います。
おそらく、あと1ヵ月くらいでいろいろ収穫できると思います。

ちなみに、リーフレタスと九条ネギも順調に成長しています。

特にリーフレタスは随時摘み取って、
サラダやサンドイッチ、お弁当などに利用しています。










                                                                      

ソラマメのタネをまきました

今日はビールの友、ソラマメのタネをまきました。

火であぶったソラマメに塩を少々かけて、ビールを一杯!
想像しただけでビールが飲みたくなってきます・・・。

エダマメもいいけど、ソラマメも捨てがたい、
そんな夜の晩酌を夢見ながらタネをまきました。

いつものように書籍を調べてみますと、秋まきなのに
寒害に注意しないといけないようです。

畑のお師匠さんにも話しを聞きましたが、やはり防寒が
必要なようで、お師匠さんも寒さで何度か失敗しているようです。

少し手ごわい相手になりそうですが、チャレンジしてみます。
いつものように育て方を調べてみました。

ソラマメの育て方


カスピ海南方、アフリカ北部、地中海地域など
が原産のマメ科の野菜です。

冷涼な気候を好み、生育適温は16~20℃、
耐暑性は弱く、20℃以上になると生育が衰えます。

耐寒性も弱く、花がついてからは、0℃で寒害を
受けることがあり、-5℃では枯死します。

開花には一度低温にあう必要があるため、
秋まきし、ある程度の低温を経験させます。

寒冷地では寒害を受けるので、
早春にタネをまきます。







土つくり

ソラマメは連作に弱いため、4~5年以上間隔をあけて栽培します。
また、酸性土壌を嫌うので、石灰質肥料を利用し、土壌のpHを調整します。

畝間は90~120cmとして、深さ20cmの溝を掘り、この溝1mあたり堆肥1kg、
苦土石灰100g、化成肥料100gを施し、良く土と混ぜ合わせます。

タネまき

10月中旬~11月上旬まきで、5月が収穫最盛期になります。
寒冷地では3~4月まきで7~8月収穫になります。

秋まきの場合、冬に大株になると寒害を受けやすいため、早まきは避けます。
株のサイズは、本葉5~6枚で冬越しできるように調整します。

株間30~40cmで、1か所に2粒まきます。

タネの黒いすじ(おはぐろ)から根と芽が出るので、この部分を斜め下にして
タネの大きさ程度の深さに浅くまきます。

タネまき後は、発芽のころに鳥害を受けやすいので、
不織布のべたがけなどで保護しておきます。



ソラマメのタネです。黒く見えるすじ(おはぐろ)
をななめ下に向けて、浅くまきます。









間引き

発芽がそろったら1か所に1本を残し、間引きます。
冬越し前に株元に枯れ草を敷くと、防寒と土の乾燥を防ぐ効果があります。

追肥

2~3月に、1mあたり化成肥料50gを、株元から少し離して施し、土寄せをします。

防寒

寒風や霜を避けるため、防寒をします。
12~1月ごろ、畝の北または西側にササ竹を立てると、霜よけの効果があるようです。

枝の整理と土入れ

通常、1株から12~13本の枝が分枝するので、株全体に日光が当たるように、
6~7本の太い枝を残して、他の枝は株元から切り取ります。

その後、株のぐらつきを抑え、内部に日光が当たるようにするために、
株の内側に土を入れます。

支柱立て、摘心

枝が伸びてきたら、風による倒伏を防ぐために支柱を立て、ひもで株を囲います。
1株ごとに四隅に支柱を立て、ひもで囲む方法と、畝ごと囲む方法があります。

また、背が伸びすぎると倒れやすくなるので、高さ60cm~70cmで芯を止めます。
芯を止めることによって、さやと実を大きくする効果もあります。

収穫

上を向いていたさやが下に垂れ、背筋が黒褐色になるころが収穫の適期です。
収穫期間が短いので、取り遅れに注意します。

大粒種では1さやに3粒実ができます。


絹さやエンドウ、ソラマメとマメの仲間が増えてきました。実はスナップエンドウと
グリーンピースのタネもすでに購入済です。

スナップエンドウ、グリーンピースの育て方は、絹さやエンドウとほぼ同じです。
以前投稿したサヤエンドウの記事を参考にしてください。

スナップエンドウのタネです。
我が家では一番利用頻度の高いエンドウです。

さやと実が一緒に食べることができ、甘くておいしい。












グリーンピースのタネです。

缶詰や冷凍食品で購入することが多いので、
採りたての味を知りたい野菜の一つです。

上手に栽培できた暁には、
グリーンピースごはんにしていただきます。

2012年10月18日木曜日

ケールを植え付けました

ケールの苗を購入してから2週間、プランターがようやく1つ空き、
遅くなりましたがケールの苗を植え付けることができました。

ジュース用に利用するので、
1株を直径40cm位のコンテナに植え付けることにしました。

畑とコンテナの成長具合を見比べたいので、畑にも1株植え付けました。

実は2・3年前にも一度栽培したことがありますが、
アオムシなどに葉をかじられる以外は、特に難しいこともなく、

毎日2~3枚の葉をちぎっては、リンゴやバナナと一緒にミキサーにかけ、
ミックスジュースにして楽しんでいました。

ケールと言うと、某CMの「まずいもう一杯」のイメージが強く、敬遠しがちでしたが、
個人的には意外と好きな野菜です。

まだ試したことがありませんが、油炒めなどで調理してもおいしいようです。

さほど手間のかかる野菜ではありませんが、一般的な栽培方法を調べてみました。

ケールの育て方

地中海沿岸原産の、アブラナ科の野菜です。

キャベツの仲間で、
観賞用の葉ボタンもこの仲間になります。

冷涼な気候を好み、生育適温は20℃前後です。
耐寒性が強いため、長期間の栽培ができます。

ビタミンA、B、Cならびにカルシウムの含量が
多く、胃の動きを活発にする効果があります。



土作り

アブラナ科の連作障害に気をつけます。植え付けの2週間前までに、
1㎡あたり石灰100gを全面に散布し、よく耕します。

1週間前に、畝幅70cmとし、中央に15~20cmの深さの溝を切り、
1㎡あたり堆肥2kg、化成肥料100gを施し、土を戻して平畝にします。

プランター栽培の場合は、8~10号のプランターに1株植え付けます。
土は花と野菜用の培養土を利用し、植え付け後、化成肥料を施します。

タネまきと植え付け

3月にタネをまき、6月下旬~8月に収穫する栽培と、7~8月にタネをまき、
10月~翌年1月に収穫する栽培が一般的な栽培サイクルになります。

直まきの場合は、株間40cmとし、1カ所に5~6粒の点まきにします。
苗を植え付ける場合は9cmのポリポットに5~6粒まき、

発芽後に3本、本葉2~3枚で2本、
本葉5~6枚で1本に間引きし、40cm間隔で植え付けます。

間引き

発芽後に3本、本葉2~3枚で2本、
本葉5~6枚で1本に間引きします。

間引きと同時に株元に軽く土寄せをします。





追肥・土寄せ

1本立ちにしたころに、1㎡あたり化成肥料30gを株元に施し、
中耕と除草を兼ねて、軽く土寄せを行います。

収穫

収穫は30~40cmに大きくなった葉を順次かき取って利用します。

本葉が10枚以上になったら下葉から収穫できますが、
草の勢いが旺盛になってから収穫を開始したほうが、よく収穫できます。



4人家族であれば、3株くらいで十分にジュースなどを楽しむことができます。
大量に摂取したい場合は別ですが、

種まきよりも、苗を購入して植え付けた方が、無駄が少ない気がします。








2012年10月14日日曜日

サツマイモを収穫しました

自宅のプランターと裏庭で栽培していた
サツマイモ(鳴門金時)を収穫しました。

5月上旬に植え付けてから、水やり程度の手入れで、
ツルや葉は元気に育っていました。

肝心のイモができているか心配でしたが、結果はこちら・・・
苗10本でこの成績は、少しショックでした。

南側のプランター栽培では収穫ができたものの、
北側の裏庭では収穫ゼロ。完全なつるボケです。

北側は完全な日陰なので、
当然といえば当然ですが・・・。

一回分のおやつぐらいにはなりそうなので、
2週間ぐらい保存してからいただくことにします。

来年は畑に植え付けて、再挑戦します。

せっかくなので、反省会を兼ねて栽培方法を
調べておきます。





サツマイモの育て方

中央アメリカ原産のヒルガオ科の野菜です。
栽培適温は18~35℃と幅が広いが、やや高温性になります。

土壌の適応範囲は広く、特に砂質土壌や、
やせた火山灰土壌に適しています。

イモは葉柄の基部から生じた根が、
デンプンを蓄積して肥大したもので、塊根と呼ばれます。

土つくり

植え付け場所全面に1㎡あたり堆肥500g、化成肥料40gを施して、耕します。
窒素分多すぎると、茎葉だけが繁茂して、つるぼけとなり、イモが大きくなりません。

畝幅は40cm、高さは40cm位に畝立てします。

植え付け

苗は7~8枚の葉をつけた25~30cmくらいのものを用意します。
5月の中旬~下旬が植え付けの適期になります。

植え付け方は、苗を土に斜めに挿し、
3~4節が3cm位の深さに埋まるように植え付けます。

管理

8月ごろ、つる返しを行います。

伸びたつるから新しく根が伸び始め、小さなイモを作ってしまうのを防ぐために、
つるを反転させて、余分な根の成長を防ぐ作業です。

追肥

葉の色が淡いようであれば、1㎡あたり20gの化成肥料を与えます。

収穫

10月~11月が収穫の適期です。
霜が降りる前の、晴天が続いたころを見計らって収穫します。


2012年10月11日木曜日

チンゲンサイを植えつけました

今日畑で出かけると、ブロッコリーの防虫ネットのなかに、
思わぬ置き土産が・・・。

チンゲンサイの苗が4株置いてありました。
お師匠さんからのお土産です。

さっそく畑に植え付けました。我が家の食卓では、
チンゲンサイは大人気の野菜です。

せっかくなので、上手に育てたいと思います。
まずはチンゲンサイの特徴・育て方を調べてみました。


中国原産のアブラナ科の野菜です。
別名青軸パクチョイ。

中国野菜のひとつで、春秋まきで45~50日、
夏まきで35~40日で収穫できます。

耐暑性・耐病性は強く、土壌の適応性も広いが、
乾燥には弱いので注意が必要です。

土つくり

タネをまく2週間前に、1㎡あたり苦土石灰100gを
まいて耕します。1週間前に元肥として

化成肥料150gと堆肥2kgを施し、
もう一度耕して、畝幅60cmの平畝を作ります。


タネまき

直まきと、苗を育てて植えつける移植栽培ができます。
点まきは、条間15cm間隔に溝を切り、

株間15cmにタネを4~5粒ずつまき、軽く覆土します。
すじまきは、1cm程度の間隔でまきます。

移植栽培の場合は、本葉2枚、夏まきは3~4枚のときに、
条間15cm、株間15cmに定植します。

間引きと追肥

本葉2~3枚になったころから間引きを行い、
本葉4~5枚で株間15cmにし、1本立ちにします。

間引き後は、成長を見ながら少量の化成肥料を追肥し、中耕を行います。

夏は茎が伸びやすく、尻部の張った形のそろったものが作りにくくなるため、
遮光と防虫を兼ねて、寒冷紗や、べたがけ資材で畝を覆います。

冬はビニールトンネルを張り、成長を促します。

収穫

株が15cmほどに成長したら、尻部の張ったものから収穫します。

丈夫で育てやすい野菜のようです。乾燥に注意して栽培すれば失敗も少なそうです。
心配なのは、アオムシやヨトウムシなどの蝶や蛾の幼虫の食害ですが、

防虫ネットを張りながら栽培すればよさそうです。

夏まきは寒冷地に適した作型です。
中間地や暖地では春3月下旬~5月上旬の春まき、

または、9月の秋まきが適しているようです。

2012年10月10日水曜日

イチジクを収穫しました

プランターで栽培しているイチジクを収穫することができました。
収穫といっても、とりあえず1個食べることができただけですけど・・・。

栽培していた品種はロングドゥート 別名バナーネ、
フランス語で「バナナのような」と言う意味だそうですが、確かに甘い。

ドーフィンなど一般的な品種は、みずみずしくてほんのり甘いイメージですが、
この品種はフレッシュなのに、ドライフルーツにしたような濃厚な甘さでした。

夏秋どちらでも取れる夏秋兼用品種ですが、 
秋取りの果実は特に甘いようです。

当初のイメージではもう少し早い時期に、
毎日のように収穫するつもりでいましたが、

若干でも収穫できれば合格点かな?と思い直すことにしました。
とてもおいしい品種なので、3月までに地植えにして大きく育てようと思います。

今後の栽培の参考になるように、簡単な栽培方法を調べました。

決定版 はじめてでも簡単 おいしい家庭果樹づくり 大森直樹著 講談社
を参考にさせていただきます。

イチジクの育て方

学名Ficus carica 植物分類 クワ科イチジク属 落葉低木
原産地はアラビア半島から小アジア

生育が旺盛で、1本で実が付き、プランター栽培も可能な、
手間のかからない、果樹栽培初心者向きの果樹です。

病害虫も少なく、無農薬栽培が簡単にできます。スーパーでは
江戸時代に渡来した在来種程度しか流通していませんが、

世界には多くの品種があり、実の色が赤・白・斑入りのものや、
樹高も矮性のものから大型のものまであり、

品種を選ぶことも、家庭で育てる楽しみのひとつです。

 昨年11月に購入した時点の写真です。
高さ60cm位の苗木です。

通常この状態から、支柱を立てて植え付け、
地際から40cmのところで剪定します。

植え付けの適期は落葉が始まる10月~12月と新芽が伸びる直前の2月~3月になります。

植えつけて1年後の冬には枝が何本も出ているので、
しっかりした枝を3~4本残して、枝の先端を切り詰めます。

プランター栽培の場合は大きくなり過ぎないように、
20~30cm枝を残して切り詰めます。






地植えの場合は、各枝を地面に対して平行にするイメージで、紐などで地面に
向かって枝を引っ張り、なるべく枝が横を向くように誘引します。

イチジクの実(花托)は新しく発生する新梢の基部1~3節を除いて、すべての
伸びてきた新梢の各節に花芽が付きます。

新梢の数を増やすため(実の数を増やすため)に、枝を横へ誘引し、新梢が
たくさん発生するように仕立てます。

2年目の冬は、枝の先端を切り詰め、結実後の結実枝をすべて切り戻します。

3年目以降は実が付く結果枝を毎年30本程度にして、込み合った部分は
間引いて、枝葉が込み合わないようにします。

施肥・水やり


肥料は冬場に緩効性の置肥を与え、
4~6月と9月ごろに葉の色が悪いようであれば、液体肥料を施します。

肥料のやりすぎは枝の徒長の原因になるので注意します。
また、夏場の水切れは厳禁です。特にプランター栽培では注意が必要です。

剪定時の注意点

剪定時の注意点として、品種によって剪定方法が異なることが挙げられます。
イチジクには夏果種と秋果種、夏と秋になる夏秋種に分類することができます。

秋果種が春から伸びた新梢に実がなるのに対し、
夏果種と夏秋種は今年伸びた枝に、来年の夏になる実の芽を持っています。

そのため、秋果種の剪定は冬の間に、枝のもとから2~3芽残した場所で、
全体の枝を剪定します。

それに対し、夏果種と夏秋果種は今年の枝に実になる芽を持っているので、
長く伸びすぎた枝の切り詰めと込み合った枝の間引き程度にします。


収穫直前の画像です。
実がうつむいてきたら収穫の適期です。

夏果は6月下旬~8月上旬ごろ、
秋果は8月中旬~10月下旬が収穫期になります。

木が成長すれば、実が成り出すと4~6週間にわたって、
1週間ごとに収穫でできるようになるそうです。

ドライフルーツやジャム、
シャーベットなどのデザートにしたり、

生ハムを巻いて料理の一品にしたりすることができます。




























2012年10月8日月曜日

ジャガイモの土寄せをしました

ジャガイモを植えつけてから1ヵ月がすぎ、
新芽も15cm~20cmくらいに成長しました。

書籍によると、このころになると1株から、
いくつも芽がでてくるので、

「しっかりした芽を3本くらい残して間引きを行い、
その後、肥料を与えて、土寄せをする。」と記載されています。

しかし、我が畑のジャガイモはさほど芽がでてきません。
仕方がないので、間引きなしで施肥と、中耕をかねて土寄せをしました。

土寄せ後の写真です。
雑草も良く生えていましたが、

雑草は、土と良くかきまぜて、すき込みました。

ジャガイモのほかに、ハクサイ、ブロッコリー、
キャベツ、ダイコンにも土寄せを行いました。

一回目の土寄せの目安は、
ハクサイが本葉10~12枚。

ブロッコリーは植え付け後、20日。
キャベツは本葉10枚。

ダイコンは間引きのときに土寄せします。





土寄せ後、畑全体の除草を考えていたところに、
強力な助っ人が現れました。

畑のお師匠さんの愛車HONDAの
「こまめ」ちゃんです。

お師匠さんがタイミングよく現れ、
耕運機を貸してくださいました。

耕運機の運転は始めてなので、
始めは戸惑いましたが、

この後、「文明の利器」のすばらしさを
実感しました。

この「こまめ」ちゃんとてもパワフルで、
どんどん前へ突き進んでいきます。


畝間にセットしたら後はエンジンをかけ、
レバーを握るだけで、どんどん土を耕します。


結果、私が何日もクワで耕した畑一面を、20~30分で耕し終えてしまいました。


土が少し黒い場所が「こまめ」ちゃん
のおかげで、除草ができた場所です。

この畝間の土を各畝にかぶせて
細かい雑草を退治していきます。







今日は道具のすばらしさを実感した一日となりました。
あわせて、「俺も耕運機がほしい~」と思ってしまいました。

2012年10月6日土曜日

サヤエンドウのタネをまきました

絹サヤエンドウのタネをまきました。
秋まきで翌春の収穫になるようです。

つるが伸びてきたら、支柱が必要ですが、
寒さにも強く、栽培も簡単なようです。

注意点はタネを早くにまきすぎないこと、
収穫はなるべく若いうちに摘み取ることが、挙げられます。

春のみそ汁や、スープの具にぴったりの野菜です。
エンドウの仲間の栽培方法を調べてみました。

エンドウの育て方

エンドウは地中海地域や中近東原産のマメ科の野菜です。
寒さに強く、生育適温は15~20℃で、本葉2~3枚では、

-7℃くらいまで耐えます。逆に高温には弱く、
25℃以上では生育が弱まります。

種類はサヤエンドウ(さや用)、グリーンピース(実とり用)、
スナップエンドウ(さやと実を食べる)があります。

土つくり

連作に弱いため、一度栽培したら、
4~5年は他の場所で栽培します。

また、酸性土壌に弱いので、石灰など
で酸度を調整します。

畝間は120~150cmで深さ20cmの
溝を掘り、この溝1mあたり堆肥1kg、

苦土石灰100gと化成肥料100gを施し、
土と良くまぜておきます。






タネまき

中間地と暖地では10月中旬~11月上旬にまき、収穫は4~5月、
寒冷地では3~4月にまき、6~7月に収穫します。

早くまくと寒害にあうので、年内の成長が進みすぎないように
タネまきの時期を調整することが必要です。

株間は30~40cmで、1か所に4~5粒まきます。発芽のころに
鳥害を受けやすいので、不織布などを、べたがけにして保護します。

間引き

発芽がそろったら、1株に3本残し、他は間引きます。次に本葉3~4枚のころ
株元に土を寄せて、株がぐらつかないように安定させます。

また、このときに枯れ草を敷くと、防寒と土の乾燥の防止に役立ちます。

追肥

2月に1mあたり化成肥料50gを株元から少し離して施し、土寄せします。

防寒

寒害を防ぐために12月ごろ、畝の北もしくは西側に、1株につきササを
1本立て、霜よけにすると良いようです。

支柱立て

2月につるを絡ませる支柱かネットを張ります。
支柱の場合は2mの支柱に、高さ20cm間隔でひもを張り、

つるが絡むようにします。

収穫

サヤエンドウは実が膨らみ始めるころが敵期です。
4月の収穫最盛期では開花後25日ごろが目安です。

サヤと実を食べるスナップエンドウはサヤが膨らんだとき、

実とり用は開花後35日ごろ、
さやに絹目状の繊維が現れるころが適期です。








2012年10月4日木曜日

レタスの作り方

リーフレタスの苗を植えつけましたので、
レタス・リーフレタスの育て方を調べました。

レタスは中近東原産のキク科の野菜です。
結球する玉レタス、半結球のサラダナ、

結球しないリーフレタス、立ち性でゆるく結球するコスレタス、
茎を食べるステムレタスなどの種類に分類されます。

生育適温は15~20℃の冷涼な気候を好みます。

温度が25℃を超え、長日になると発芽不良、高温障害が発生し、
30℃以上では結球せず、とう立ちしてしまいます。

そのため、適期のタネまきが重要で、
春と秋が栽培しやすい時期になります。

発芽適温は18~20℃になります。
発芽に光が必要な好光性種子なので、土のかけすぎに注意します。

レタスの作り方


土つくり

酸性土壌に弱いため、定植の2週間前に、
1㎡あたり苦土石灰を100~200g散布してよく耕します。

1週間前に1㎡あたり堆肥2kg、化成肥料を100g全面に散布して、
良く耕し、1条植えで60cm、3~4条植えで120cmの畝を作ります。

タネまき

春まきと夏まきができますが、栽培のしやすいのは夏まきになります。

8月中旬ごろにタネをまきます。
発芽を促進させるためにタネを一昼夜水につけ、

その後ガーゼに包んで1日冷蔵庫に入れ、
芽出ししてまくと良いようです。

育苗箱に7~8cm間隔にすじまきし、軽く覆土をします。
乾燥させない様に新聞紙をのせておき、発芽したら新聞紙は取り除きます。

本葉1~2枚でポリポットに移植し、本葉4~6枚くらいまで育てます。
植え付けは畝に条間30cm、株間30cmで浅く植えつけます。

追肥

結球し始めたころに1回、1㎡あたり化成肥料30gを目安に株元にまきます。

収穫

レタスを手で軽く押さえて、少し弾力があり、締まりがあるものから、
包丁で株元から切り取って収穫します。

リーフレタス

育て方はレタスとほぼ同じです。
畝幅は1条植えで45~50cm、2条植えで90cm幅の畝を作ります。

収穫は葉長が20~25cmになったら株元から切り取ります。





2012年10月2日火曜日

菜園生活1ヵ月が過ぎました

8月下旬に畑を借りてから、1ヵ月が経過しました。
畑全面を耕し、畝つくりから始まり、

九条ネギ、ブロッコリーやハクサイ、キャベツ、
ジャガイモ、イチゴなどを植え付け、

ニンジン、ダイコン、スイスチャード、コーラルラビ
などのタネをまきました。

1ヵ月前に比べると随分、畑らしくなってきました。


左は畑を耕し始めたころの写真です。
当然ながら何にもない更地です。









ちょっと分かりにくい写真ですが、現在の写真。
虫除けネットのトンネルも出来上がり、

菜園らしくなってきました。
全体の半分くらい野菜を植えつけました。






当初から予想はしていましたが、植えつけた作物が100%育つことはありません。
10株植えつければ、3~4株は枯れたり、虫に食われたり、

なんらかのトラブルがつきまといます。
虫除けネットを張っておいたブロッコリーも、害虫にやられていました。

手前の3株は元気に成長していますが、
後ろの3株は虫食い状態です。

殺虫剤を利用する方法もありますが、
あくまでも、無農薬にチャレンジしたいと思います。

随分大きくなってきたので、追肥と土よせをして、
虫除けネットも撤去しました。





畑仕事をしていると楽しいこともいっぱいあります。
今回特にはまったのが、種まきです。

今までは苗の植え付けから栽培をスタートすることがほとんどでしたが、
畑を借りたことをきっかけに、種まきにチャレンジしています。


スイスチャードの芽が出た写真です。

小さいにもかかわらず、きちんと茎が
赤く、特徴がはっきりと分かります。

こんな感じで、ダイコンやニンジンも
芽が出始めました。













球根で植えつけたジャガイモやタマネギ、ラッキョウ、ニンニクも
ある程度順調に成長しています。

ジャガイモはそろそろ一回目の芽かきの時期です。
元気の良い芽を3芽くらい残して、他の芽をかき取ります。

ジャガイモの写真です。
順調に生育しています。

芋ほりが待ち遠しい・・・・。











九条ネギも順調に育っています。
そろそそ葉を収穫してもいいかな・・・。












ホームタマネギの様子です。当初、まったく芽の出る
様子もなく心配をしていましたが、

波平さんの毛ような葉がでてきました。
年内に収穫したいと思っています。








こんな感じで、1ヵ月が経過しました。雑草も生えかかっていますが、
今後も菜園生活を楽しんでいきたいと思います。