年内に植え付ける野菜も、
11月上旬にタマネギの苗を植え付けて終了する予定です。
今回は、1ヵ月以上前に購入したゴボウのタネをまきました。
書籍や雑誌では、ゴボウのタネまきは3月下旬~5月の春まき、
9月~10月の秋まきの表記が多い中、
今回利用した品種「サラダむすめ」は、2月中旬~3月中旬(トンネル栽培)、
3月下旬~6月の春まき、6月中旬~7月上旬の夏まき、
11月中旬~12月下旬の秋まきの表記がありました。
丈の短いゴボウなので、品種の特性で一般的なゴボウとはタネまき時期が
若干ずれているのかなと思いながらも、発芽適温、生育適温ともに20~25℃の
記載があるので、11月中旬まで待つ勇気なく、10月下旬にタネをまいてみました。
家にある書籍には春まきが作りやすいとの記載がありましたが、ものは試しです。
どんな感じで成長していくのか、観察していこうと思います。
ゴボウの育て方
ヨーロッパ、シベリア、中国東北部原産の
キク科の野菜です。
高温性で、20~25℃が生育適温ですが、
寒さにも強い性質です。
食物繊維が豊富で、カリウムが多い健康野菜です。
長くまっすぐな根を作るには下層まで土粒の細かい
土壌が適します。
土つくり
連作ができないので、2~3年ゴボウを作っていない場所で栽培します。一般的な品種の場合、70~80cm程度土を耕し、1㎡あたり堆肥2~3㎏、
苦土石灰100g、化成肥料100gを施し、土とよく混ぜておきます。
畝幅は70cm程度でつくります。
タネまき
大きく分けて、3月下旬~6月の春まきと、9月~11月ごろの秋まきがあるが、春まきの栽培が作りやすいようです。
株間を10~12cmとり、1か所に5~6粒まき、1cm程度覆土して水をたっぷり与えます。
間引き
本葉1枚のときに3本立ち、本葉3~4枚で1本立ちにします。間引きで残す株は、生育の中くらいのものを選ぶようにします。
追肥
1回目は一本立ちにした後、化成肥料を畝1m当たり20~30g、2回目は本葉8~9枚のころ50g施します。追肥後は土寄せを行います。
収穫
スコップで株の横を掘り進め、根の場所を確認しながら土をくずして抜き取ります。収穫が遅れるとスが入るので、適期の収穫を心がけます。
今回のサラダむすめは、2月中旬~3月中旬のトンネル栽培、
および、3月下旬~6月上旬の春まきの場合は、5月下旬~10月下旬の収穫。
6月中旬~7月上旬の夏まきは9月下旬~3月中旬の収穫。
11月中旬~12月下旬の秋まきは5月上旬~6月上旬の収穫予定になります。