秋まきで翌春の収穫になるようです。
つるが伸びてきたら、支柱が必要ですが、
寒さにも強く、栽培も簡単なようです。
注意点はタネを早くにまきすぎないこと、
収穫はなるべく若いうちに摘み取ることが、挙げられます。
春のみそ汁や、スープの具にぴったりの野菜です。
エンドウの仲間の栽培方法を調べてみました。
エンドウの育て方
エンドウは地中海地域や中近東原産のマメ科の野菜です。寒さに強く、生育適温は15~20℃で、本葉2~3枚では、
-7℃くらいまで耐えます。逆に高温には弱く、
25℃以上では生育が弱まります。
種類はサヤエンドウ(さや用)、グリーンピース(実とり用)、
スナップエンドウ(さやと実を食べる)があります。
土つくり
連作に弱いため、一度栽培したら、4~5年は他の場所で栽培します。
また、酸性土壌に弱いので、石灰など
で酸度を調整します。
畝間は120~150cmで深さ20cmの
溝を掘り、この溝1mあたり堆肥1kg、
苦土石灰100gと化成肥料100gを施し、
土と良くまぜておきます。
タネまき
中間地と暖地では10月中旬~11月上旬にまき、収穫は4~5月、寒冷地では3~4月にまき、6~7月に収穫します。
早くまくと寒害にあうので、年内の成長が進みすぎないように
タネまきの時期を調整することが必要です。
株間は30~40cmで、1か所に4~5粒まきます。発芽のころに
鳥害を受けやすいので、不織布などを、べたがけにして保護します。
間引き
発芽がそろったら、1株に3本残し、他は間引きます。次に本葉3~4枚のころ株元に土を寄せて、株がぐらつかないように安定させます。
また、このときに枯れ草を敷くと、防寒と土の乾燥の防止に役立ちます。
追肥
2月に1mあたり化成肥料50gを株元から少し離して施し、土寄せします。防寒
寒害を防ぐために12月ごろ、畝の北もしくは西側に、1株につきササを1本立て、霜よけにすると良いようです。
支柱立て
2月につるを絡ませる支柱かネットを張ります。支柱の場合は2mの支柱に、高さ20cm間隔でひもを張り、
つるが絡むようにします。
収穫
サヤエンドウは実が膨らみ始めるころが敵期です。4月の収穫最盛期では開花後25日ごろが目安です。
サヤと実を食べるスナップエンドウはサヤが膨らんだとき、
実とり用は開花後35日ごろ、
さやに絹目状の繊維が現れるころが適期です。
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