火であぶったソラマメに塩を少々かけて、ビールを一杯!
想像しただけでビールが飲みたくなってきます・・・。
エダマメもいいけど、ソラマメも捨てがたい、
そんな夜の晩酌を夢見ながらタネをまきました。
いつものように書籍を調べてみますと、秋まきなのに
寒害に注意しないといけないようです。
畑のお師匠さんにも話しを聞きましたが、やはり防寒が
必要なようで、お師匠さんも寒さで何度か失敗しているようです。
少し手ごわい相手になりそうですが、チャレンジしてみます。
いつものように育て方を調べてみました。
ソラマメの育て方
カスピ海南方、アフリカ北部、地中海地域など
が原産のマメ科の野菜です。
冷涼な気候を好み、生育適温は16~20℃、
耐暑性は弱く、20℃以上になると生育が衰えます。
耐寒性も弱く、花がついてからは、0℃で寒害を
受けることがあり、-5℃では枯死します。
開花には一度低温にあう必要があるため、
秋まきし、ある程度の低温を経験させます。
寒冷地では寒害を受けるので、
早春にタネをまきます。
土つくり
ソラマメは連作に弱いため、4~5年以上間隔をあけて栽培します。また、酸性土壌を嫌うので、石灰質肥料を利用し、土壌のpHを調整します。
畝間は90~120cmとして、深さ20cmの溝を掘り、この溝1mあたり堆肥1kg、
苦土石灰100g、化成肥料100gを施し、良く土と混ぜ合わせます。
タネまき
10月中旬~11月上旬まきで、5月が収穫最盛期になります。寒冷地では3~4月まきで7~8月収穫になります。
秋まきの場合、冬に大株になると寒害を受けやすいため、早まきは避けます。
株のサイズは、本葉5~6枚で冬越しできるように調整します。
株間30~40cmで、1か所に2粒まきます。
タネの黒いすじ(おはぐろ)から根と芽が出るので、この部分を斜め下にして
タネの大きさ程度の深さに浅くまきます。
タネまき後は、発芽のころに鳥害を受けやすいので、
不織布のべたがけなどで保護しておきます。
ソラマメのタネです。黒く見えるすじ(おはぐろ)
をななめ下に向けて、浅くまきます。
間引き
発芽がそろったら1か所に1本を残し、間引きます。冬越し前に株元に枯れ草を敷くと、防寒と土の乾燥を防ぐ効果があります。
追肥
2~3月に、1mあたり化成肥料50gを、株元から少し離して施し、土寄せをします。防寒
寒風や霜を避けるため、防寒をします。12~1月ごろ、畝の北または西側にササ竹を立てると、霜よけの効果があるようです。
枝の整理と土入れ
通常、1株から12~13本の枝が分枝するので、株全体に日光が当たるように、6~7本の太い枝を残して、他の枝は株元から切り取ります。
その後、株のぐらつきを抑え、内部に日光が当たるようにするために、
株の内側に土を入れます。
支柱立て、摘心
枝が伸びてきたら、風による倒伏を防ぐために支柱を立て、ひもで株を囲います。1株ごとに四隅に支柱を立て、ひもで囲む方法と、畝ごと囲む方法があります。
また、背が伸びすぎると倒れやすくなるので、高さ60cm~70cmで芯を止めます。
芯を止めることによって、さやと実を大きくする効果もあります。
収穫
上を向いていたさやが下に垂れ、背筋が黒褐色になるころが収穫の適期です。収穫期間が短いので、取り遅れに注意します。
大粒種では1さやに3粒実ができます。
絹さやエンドウ、ソラマメとマメの仲間が増えてきました。実はスナップエンドウと
グリーンピースのタネもすでに購入済です。
スナップエンドウ、グリーンピースの育て方は、絹さやエンドウとほぼ同じです。
以前投稿したサヤエンドウの記事を参考にしてください。
スナップエンドウのタネです。
我が家では一番利用頻度の高いエンドウです。
さやと実が一緒に食べることができ、甘くておいしい。
グリーンピースのタネです。
缶詰や冷凍食品で購入することが多いので、
採りたての味を知りたい野菜の一つです。
上手に栽培できた暁には、
グリーンピースごはんにしていただきます。
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