2012年10月25日木曜日

ソラマメのタネをまきました

今日はビールの友、ソラマメのタネをまきました。

火であぶったソラマメに塩を少々かけて、ビールを一杯!
想像しただけでビールが飲みたくなってきます・・・。

エダマメもいいけど、ソラマメも捨てがたい、
そんな夜の晩酌を夢見ながらタネをまきました。

いつものように書籍を調べてみますと、秋まきなのに
寒害に注意しないといけないようです。

畑のお師匠さんにも話しを聞きましたが、やはり防寒が
必要なようで、お師匠さんも寒さで何度か失敗しているようです。

少し手ごわい相手になりそうですが、チャレンジしてみます。
いつものように育て方を調べてみました。

ソラマメの育て方


カスピ海南方、アフリカ北部、地中海地域など
が原産のマメ科の野菜です。

冷涼な気候を好み、生育適温は16~20℃、
耐暑性は弱く、20℃以上になると生育が衰えます。

耐寒性も弱く、花がついてからは、0℃で寒害を
受けることがあり、-5℃では枯死します。

開花には一度低温にあう必要があるため、
秋まきし、ある程度の低温を経験させます。

寒冷地では寒害を受けるので、
早春にタネをまきます。







土つくり

ソラマメは連作に弱いため、4~5年以上間隔をあけて栽培します。
また、酸性土壌を嫌うので、石灰質肥料を利用し、土壌のpHを調整します。

畝間は90~120cmとして、深さ20cmの溝を掘り、この溝1mあたり堆肥1kg、
苦土石灰100g、化成肥料100gを施し、良く土と混ぜ合わせます。

タネまき

10月中旬~11月上旬まきで、5月が収穫最盛期になります。
寒冷地では3~4月まきで7~8月収穫になります。

秋まきの場合、冬に大株になると寒害を受けやすいため、早まきは避けます。
株のサイズは、本葉5~6枚で冬越しできるように調整します。

株間30~40cmで、1か所に2粒まきます。

タネの黒いすじ(おはぐろ)から根と芽が出るので、この部分を斜め下にして
タネの大きさ程度の深さに浅くまきます。

タネまき後は、発芽のころに鳥害を受けやすいので、
不織布のべたがけなどで保護しておきます。



ソラマメのタネです。黒く見えるすじ(おはぐろ)
をななめ下に向けて、浅くまきます。









間引き

発芽がそろったら1か所に1本を残し、間引きます。
冬越し前に株元に枯れ草を敷くと、防寒と土の乾燥を防ぐ効果があります。

追肥

2~3月に、1mあたり化成肥料50gを、株元から少し離して施し、土寄せをします。

防寒

寒風や霜を避けるため、防寒をします。
12~1月ごろ、畝の北または西側にササ竹を立てると、霜よけの効果があるようです。

枝の整理と土入れ

通常、1株から12~13本の枝が分枝するので、株全体に日光が当たるように、
6~7本の太い枝を残して、他の枝は株元から切り取ります。

その後、株のぐらつきを抑え、内部に日光が当たるようにするために、
株の内側に土を入れます。

支柱立て、摘心

枝が伸びてきたら、風による倒伏を防ぐために支柱を立て、ひもで株を囲います。
1株ごとに四隅に支柱を立て、ひもで囲む方法と、畝ごと囲む方法があります。

また、背が伸びすぎると倒れやすくなるので、高さ60cm~70cmで芯を止めます。
芯を止めることによって、さやと実を大きくする効果もあります。

収穫

上を向いていたさやが下に垂れ、背筋が黒褐色になるころが収穫の適期です。
収穫期間が短いので、取り遅れに注意します。

大粒種では1さやに3粒実ができます。


絹さやエンドウ、ソラマメとマメの仲間が増えてきました。実はスナップエンドウと
グリーンピースのタネもすでに購入済です。

スナップエンドウ、グリーンピースの育て方は、絹さやエンドウとほぼ同じです。
以前投稿したサヤエンドウの記事を参考にしてください。

スナップエンドウのタネです。
我が家では一番利用頻度の高いエンドウです。

さやと実が一緒に食べることができ、甘くておいしい。












グリーンピースのタネです。

缶詰や冷凍食品で購入することが多いので、
採りたての味を知りたい野菜の一つです。

上手に栽培できた暁には、
グリーンピースごはんにしていただきます。

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