ブログにも投稿しましたが、我流の部分がずいぶんあります。
そこで、今回は書籍や雑誌を参考にしながら、
これが栽培の標準であろうと思われる栽培方法をご紹介します。
参考文献
別冊NHK趣味の園芸 こだわりの家庭菜園
タキイ種苗 はなとやさい
タキイ種苗の「はなとやさい」は、友の会に入会すると
毎月郵送してくれるそうです。
ニンジンの栽培方法
ニンジンは中央アジア原産のセリ科の野菜です。生育適温は15~20℃。
3月~6月と9月~11月が生育適期になります。
一般的に夏まき、秋冬どりの作型が栽培しやすく、
長期間栽培可能になります。
栽培のポイント
1 種まきの2週間前に1㎡あたり150gの苦土石灰を全面にまき、耕します。
2 堆肥は「また根」の原因になるので、できれば数ヶ月前に入れておきます。
無理であれば、1㎡あたり完熟堆肥を2kg混ぜ込み、
種まきの5日ほど前に元肥1㎡あたり化成肥料100g位を入れてよく耕しておきます。
3 畝立ては深さ20cmくらい耕したあと、床幅70cm高さ10cmくらいの平畝を作ります。
ニンジンは土が乾燥していると発芽が悪くなるため、事前に土を湿らせておきます。
雨降り後の種まきがベストタイミングです。
4 種まきは条まきか1穴に5粒程度まきます。
条まきの場合まき溝は5~10㎜の深さにし、条間20cmで種をまきます。
点まきの場合は条間は15cm、株間は10cm程度にします。
好光性種子のため覆土は薄くしておきます。
しっかり潅水し、乾燥防止のためもみ殻や不織布をかけておきます。
種まき後は乾かさないように、発芽がそろうまでは、水管理が重要です。
5 間引きは本葉が展開したときに3cm 本葉2~3枚で5cm
本葉6~7枚で10cm程度に間引きます。
株元を押さえながら間引くことと、間引き後の株元への土寄せがポイントです。
6 土寄せは最終間引きの後も続きます。
種まき後80日くらいで根元が肥大してきます。
そのころに根首が隠れる程度に土寄せし、
2回に分けて、1㎡あたり30gの化成肥料を株元近くにまきます。
年末には葉の上から数cm土をかけておきます。(凍結防止)
7 地際の根の太さが4cmくらいになったら収穫です。
品種差もありますが、種まき後100日くらいが目安になります。
ニンジンは土のなかで長く品質が保持できるので、3月中旬ごろまで収穫可能です。
以上ニンジンの栽培方法です。ぜひ参考にしてください。
はじめに科名を記載しましたが、作る作物の科名は控えておいたほうが良いようです。
同じ科の植物を同じ土地で作り続けると、連作障害が起こりやすくなり結果よく育ちません。
連作障害防止のためにかならず前作では何を作ったか控え、
極力同じ科の植物の栽培をしないようにします。
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