2012年9月29日土曜日

ホウレンソウの育て方

先日、ホウレンソウのタネをまきました。
タネまき後、約1ヵ月で収穫できる、育てやすい野菜のようです。

品種により春まきに適した品種(とう立ちの遅い晩抽性品種)と、
秋まきに適した品種があるようです。

秋から冬にかけて、ホウレンソウは一番作りやすく、
おいしい季節になります。

味が良いとされる在来品種も、秋まきに適しているようです。

ホウレンソウの育て方

中央アジア原産のアカザ科の野菜です。

栄養価が極めて高く、ビタミン、鉄分、カルシウムの
含有量は野菜の中で最も高いことが知られています。

生育適温は15℃~20℃と冷涼な気候を好み、
-10℃の低温にも耐える大変耐寒性に強い野菜です。

一方で暑さには大変弱く、6月~8月の栽培は難しくなります。

このような特徴から、
タネまきの適期は3月~5月、9月~10月になります。

土つくり

酸性土壌に弱いので、1㎡あたり苦土石灰
150~200gを菜園全面に散布し、よく耕します。

次に1㎡あたり、
堆肥2kg、化成肥料100gを施し、耕します。

堆肥と肥料の施し方は、
畝の中央に溝を切り、施す方法もあります。



今回まいた品種はオーライ
秋まきに適した品種です。

 

タネまき

畝幅60cmの平畝の表面をしっかりならし、
バラまきまたは、1条~2条のすじまきにします。
条間は15~20cmくらいにします。

タネは1cm間隔にまき、1cmくらい土をかぶせて、
たっぷりと水を与えます。

間引き、追肥、土よせ

タネまき後、3~4日で発芽し、
本葉が見え始めたら3~4cm間隔で間引きます。

間引き後に、1㎡あたり化成肥料30gぐらいを追肥し、
株元に軽く土寄せをします。

株間3cmでも十分収穫できますが、
大きな株に育てたい場合は、もう一度5~6cmに間引きます。

2回目の追肥は、中耕と土寄せを兼ねて、
草丈8~10cmごろに施します。

寒冷期の保温

霜や寒風による凍害、葉の傷み、黄化を防ぎ、品質にこだわる場合は、
不織布や寒冷紗などのべたがけ資材を利用します。

収穫

草丈が20~25cmになったら順次収穫します。

春まきはタネまき後30日~40日、秋まきは30日~50日程度で
収穫が可能になります。


今回は9月27日にタネをまいたので、順調に育てば11月上旬に
収穫ができそうです。



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